東京福祉大学同窓会は、同窓会員同士の連携と親睦を深める事と、在校生支援、勉強会、研修会等を実施し、大学の発展に寄与する目的で運営されております。
皆様からお預かりした同窓会費は、本来このような使途であるべきですが、
新型コロナウィルス感染症の流行により参集型の理事会開催が難しくなった頃、我々同窓会は、大学から2億円という巨額の寄付の要請を受けました。同窓会は、過去に、学校からの極めて強い寄付の求めに応じた経緯があります。その経緯から、今回の強い寄付要請に対し大学による同窓会費の使い込みの可能性を心配し、活用の目的が不明確な状況では要請に応じられない旨回答しました。
そうした中で、大学側は、同窓会の会長職にある猪瀬厚は会長ではないとし、新たな同窓会を発足させ、大学に同窓会の資金から既に多額の寄付をしていたことが判明しました。
対応について弁護士事務所に相談の結果、同窓会の事業を本来の目的である同窓生に反映できるよう、協議を重ね、我々同窓会は、「新同窓会」に対して、裁判を起こしました。
同窓会は、猪瀬会長の地位確認と、不正な手段で大学が得た2億円の寄付金の返還を求め、訴訟を提起し司法判断を求め、令和5年2月「新同窓会」は同窓会組織として認められない、と判決が下り、また、2億円の寄付金は、和解により大学が同窓会に返還する事となり、我々は同窓生のための同窓会の権利を取り戻したところにあります。
我々同窓会は、同窓会の運営を改めて見直すと共に、今後の活動計画を検討実施していきます。
以上、同窓会員の皆様へのご報告といたします。


